プリシラ

3人の女装オカマ達がラベンダー色のぼろっちいバスプリシラ号に乗ってカラッカラの砂漠を行く話。
プリシラ [DVD]
ほぼ日の「新宿二丁目のほがらかな人々」と良い私はこの手の題材にはめっぽう弱いのです。
もう大好きー!
そして映像そのものもとても美しい。
夕暮れの薄青い空とピンクの雲だとか
真っ昼間の黄色い砂漠と真っ青な空の思慮のない色合わせだとか
いちいちどぎつくてステキなオカマちゃんたちのビカビカヒラヒラの衣装だとか。
話の筋がね、またシブイの!(おかまトーキンがうつった)
基本的に腹を抱えて笑っちゃうようなシーンが続けざまに来つつ合間合間でほろりと来たり。
特に目的地のホテルに着いてからの「親子」のやりとりとか
最後の日とかのシーンではかなりしんみり
…してたら最後の最後でヤられたわけですが。
危うく素直に泣くところだったよ!あー危なかった!(笑)


ともあれ私はこのテの題材がとても好きなのはいまさら火を見るより明らかなわけで
それについてはどうもこうも言えないのですが、
でもそういう風におんな(しかもガキ)が
簡単に大好きーと言ってしまって良い物かどうかちと悩む。
事実私はまだ「マジモン」の方々と接触したことがないわけだし。一応。
考えすぎ…?
そういや作中にもそういうものに単純に憧れてる若いモンについての言及もあった。
というか老境に達したマダム(工事済み)の口からそんなこと言わすなんて、ずるすぎます。
説得力とかそういう次元の話じゃなくなってるよ!


でも大好きー!(我慢しきれなかった)