またも箇条書き

ちりちりとうごめく肉ピンク色の妖精さん*1に見た目そのまんまの生き物が現れたとして
(それらが本物の妖精さんなのかどうかは別として)
なんだかそれってとても絶望的な事よね。
とか唐突に思った。


それらがたとえば「食べられるための生き物、そしてそのことを彼ら自身が喜びとともに受容している」みたいなわたしたち*2に取って都合のいいなにかならまだしも
こう、口々に自らの権利とかを叫び始めるわけですよ。
ペチャクチャピーピーと。
人の形をしていますがいわゆる五体満足、
通常の人間のフォルムからは厳然と外れている、
ある種軟体動物にも通ずる質感の生き物が。
なんか、あまりの気持ち悪さに端からつぶしていって
死骸を側溝に投げ込んで無かった事にしてしまいたいような
そういう生理的嫌悪感を覚えるような事態に思える。


というか少なくとも私にとっては気持ち悪いです。とてもとても。
でもそういうの大好き。
化膿した傷から膿を搾り出すような悪趣味な気持ち良さを感じます。


だからきっとこの先万が一冒頭のような妖精さんが現れたとしても
私は彼らを潰そうとはしないと思います。
そして眺めては嫌悪感半分愛情半分のキモチ悪い執着を注ぐと思います。
でも彼らもバカではないでしょうからきっと友達にはなれないと思います。

*1:ex)水野純子の描くそれ→http://www.h4.dion.ne.jp/~mjdotcom/

*2:概念上の