山形県は山辺町の郷土資料館へ古代雛を見に行きました

2つ有る蔵の中に古ーい雛飾りやら屏風やらが盛りだくさんな上に
二階には友禅染の型やべっ甲の櫛とかんざし等が大量展示されていて大興奮。
土地柄か紅花商*1が娘や孫の為に作った品が多かったです。
当然お雛様の衣装にも紅花染めを使いまくり。
金持ちだったんだな…。
着物の柄なんかも雛のサイズに合わせて細かく模様が入っていたりして
今のものとは手のかかり方が全然違っていた。
あと写真だとつるりぬるりとして正直怖かったのに
実際に生で見るとなんだか優しそうな表情に見えてくるから不思議なものです。
しまいにはすっかり舞い上がって帰りに寄ったお店で古布まで買い求める始末ですよ。
でもまあいいかかわいいし(デレデレ)!
麻布で水辺に蝶とシダの柄が入ってる(しかもその一部は刺繍)ヤツが特に好きです。


ともあれ先日の喧嘩(?)以降神経張り詰め気味だったのが
これをきっかけにちょっと浮上できそう。

*1:当時のレートはパテ状の紅花餅120kgに対して米100俵だったそうな