野性時代…

特集「読めばキレイになる。」だそうですが…うーん。
巻頭の作家三人が各々キレイについて語るのはいいんですが
正直なところ金原ひとみ石田衣良も言っている事に目新しさが無い
「この人こんなこと言ってそう」の枠を全然出ない。
ただ一人嶽本野ばらだけは奮闘。というか
あの人、乙女のくせに言ってる事はものすごいタフで毎回面白いです。
でもこれももっとのばらちゃん独壇場ワールドなものが
探せば見つかりそうでレア度は多分薄め。


特に石田さんがギャップのある女の人が好きという文脈で
「凄く隙の無い美人なのに大酒のみ」という例えを出してきたときにゃ
申し訳ないのですが殺意すら覚え…かけ、かけました。
少年漫画とかを読みつけてきてしまった身としては
その設定、お約束中のお約束じゃーんとか思ってしまうのですが
そうでもないの?文学方面ではそうでもなかったりするのでしょうか。


かく言う私は「うるせえ漫画ムラの住人が!」とか言われると
すごすご引っ込まざるを得ない立場なんですけど。ね。エヘヘ。


そして個人的にキモの「新宿二丁目のほがらかな人々」出張版はというと
新規読者獲得の為の導入編としてはとてもいい出来。
ただ今回のテーマ、これまでの連載で
それこそ色々色々な角度からすでに論じられている事なんで
すでに連載追っかけている人ならパーっと見て終わりでよさそう。


とか思ってたら。
それどころかなんとほぼ日でも同じ対談が再掲載されてますよ。
しかも再編集されているらしくこちらのほうが内容が濃い。
見るべし見るべし→
http://www.1101.com/2_chome/index.html