ファインディング・ニモ(吹き替え版)

ちっちゃい子供連れのお母さん達に囲まれてべーべー泣いてきました。
あらすじを知った時点で「こりゃあ、泣くな」と思ってたので泣いた事自体は覚悟の上だったのですが、
まさか開始5分足らずでダラダラいくとは。
やっやられた…もうすぐ親になる若いクマノミ夫婦のやりとりで涙腺クリティカル。ピクサーおそるべし。


多分こういうシーンで泣くっていうのは
「このまま幸せだったら物語にならないから、
これから彼らにはとてもひどいことが起こるのだろうな」
と予期して悲しくなる(かつカタルシスを得る)から何だろうけれど
そういう予備知識とかお約束をまだ知らない子供なんかは
クマノミのママが食われるところとか、怖いシーンになって初めて
びっくりして泣き出したりしているようで、そのタイミングが少し興味深かった。


それにしても始まってすぐにぐずりだしてあとの二時間ひたすら「かえろう、かえろう」と訴えていたあの子は大丈夫だったのだろうか。
それと終盤近くのなにかのシーンで泣き出して以来、画面を見ずにお母さんに「終わった?」とおそるおそる確認してる女の子とか。
最後のテロップでニモとマーリン*1が仲良く泳いでいるシーンでやっと安心したようだったけど、トラウマになってるなありゃ。

*1:CV木梨憲武だったんだ…