バイトの話

今までどうにもうまく行かなくて鬱々とした気分になっていたのが
昨日なんかしらんうちにちゃんと動けるようになっていた。
思うにそのさらに前日、とあるバイトの先輩*1と仕事に入って
色々と予想外なことを言われて目から鱗が落ちまくった事が関係しているんでないかと。
その時言われたことは自分でも薄々感づいていたのだけれど
自分の頭の中でぐるぐるしているうちは本当の意味で確証が持てないし、
実際今思い返すそれはかなり主観一辺倒というか、
被害者意識に寄りすぎていたように思う。


「あなたに問題があって、私にも問題があるし、
でもどちらかというとあなたの方により問題があると思うんです」
ってスタンスを独善にならずに保つのってとても難しい。当たり前のような気がしますが、
でもそんな状況に陥ることも全く無いわけではない訳で
その時個人攻撃にもならず、傲慢にもならず働きかけるためには
なんというか自分(の能力)に対する信頼とか、自信とかそういうものが必要なんだと思った。
過信のしすぎは勿論、過小評価しすぎて萎縮しているのも同程度かそれ以上の害だ。
実のところ「私は無能」と表明していれば楽、ということもあるのだと思う。
だって自信の限界ぎりぎりまで力を行使する必要な無いし
人任せにしている方が最終的に責任をそちらの方にうっちゃれるし。
それっていわゆる「牛後」だよなあ。ことわざで「そんなのになっちゃあいけないよ」と言われている。


…なんだか話が変な方向にそれちゃった。
話を戻して、目から鱗がボロンボロン落ちて、
次の日からなんかウソみたいにシャキシャキ動けて、
で、そのまた次の日が本日だったわけなのですが(ややこしい)
一つ気が付いたのが、自分でもちゃんとやれることが分かって気持ちが落ち着いたら、
それまで気になっていた相手の物の言い方が実は単なる口癖だって事が分かった所。
その言動にいちいちピリピリしていたときはそんな所まで気が回せていなかった。
気が付いていなかったけれど結構キてたんだなぁ…と実感。

*1:近しい人からはウラで「大将」と呼ばれている。まぁ、見た目もそんな感じの人。いい人っすよ。