こっそりリファ飛ばし

id:kamuracoさんが纏足の話題をされていて
嬉々として乗っかろうとしたんですが
初対面だし記憶はあいまいだし
ウラを取る為に本とか探しておたおたしているうちに
すっかりタイミングを外してしまっていた。無念。


とりあえず私が調べた中で
一番詳しい記述があったのはワイルドスワンでした。
細かい手順の説明から当時の時代背景まで。
「お話」的なところをさっぴいても
資料的価値はなかなか高いと思います。
(と、いうかそれ系の本は似たような資料から
引っ張ってきているせいかどこも薄いことが多い…)
あ、あとシンデレラに纏足に通ずるメタファーを見る解釈も存在しますが
これはどこまでが意図されたものかは少し疑問の残るところです。
少なくともシンデレラの原型となるフォークロアでは
登場する靴はガラスではなく毛皮の上履き
(今でいうスリッポンのようなもの、らしい。)です。
そして初版グリム童話の「灰かぶり」では
一晩目が銀の靴、二晩目が金の靴、三晩目がダイヤの靴
となっています。
とりあえず自分が「シンデレラ=纏足」説を目にしたのは
「本当は恐ろしいグリム童話」の中のシンデレラと、
その作者による巻末の考察のみです。
(とか書いておきながらメジャーな説だったらどうしよう)


あ、あと宦官でしたら岩波のそのものずばり「宦官」と言う本に詳しく載っているよ。
と母が申しております。
私が宦官になるプロセスを学んだのは横山光輝の「史記」でした。
アレは刑罰と(比較的容易にもぐりこめる)役人の資格
両方の側面があったようです。